独立系・銀行系・ノンバンク系ファクタリング会社による違いとは?

銀行

金融機関により貸し渋りなどが横行し中小企業などの零細事業者の資金繰りを巡る状況は、厳しさを増しています。政府もこのような状況への手立ての一貫として、ファクタリング取引による運転資金の確保を後押しており新規参入企業も増加しています。ファクタリング会社は資本提携先などの傾向から、銀行系ファクタリングと独立系ファクタリングにノンバンク系ファクタリングの三種類に分類することが出来ます。同じ事業を手がけながら実際の取引のスタイルには違いがあります。実際に利用する場面に直面しても、自分にあった会社選びを実践できるように、それぞれの特徴を把握しておくのは有益です。
まずそれぞれの系列の傾向から御紹介します。

銀行系ファクタリングは大手都市銀行や地方銀行と資本提携や親子会社などの関係性にあります。手数料は平均して5%未満とかなりリーズナブルで、銀行ブランドならではの信頼性の高さも魅力です。ノンバンク系ファクタリングは預金業務などはおこなわず、もっぱら与信行為を業務としています。消費者金融やクレジットカード・信販会社などが代表的ですが、貸金業方の規制を受ける業種が提携会社になっているのが特徴です。これに対して独立系ファクタリングは、銀行や異業種の会社をスポンサーにすることはなく、独自の資金調達手段によりファクタリング事業を展開しています。

これらの提携関係を前提にして、それぞれのファクタリング会社の特徴や違いに着目してみます。まず銀行系は審査が厳しく3社間取引のみに対応しているのが一般的です。取り扱っているファクタリングも保証や国際決済用など特殊な形態に限定されており、審査機関も2-3週間ほど必要なので、中小企業の資金繰りにはあまり役立たないのが真相です。
ノンバンク系は貸金業法の総量規制の関係でファクタリング取引を有力な収益源として着目している傾向があるため、銀行系に比べれば中小企業などの資金繰りにも活用できるのが特徴です。手数料の目安は5-25%程度で審査期間は1週間ほど必要です。
独立系は、資金を自力調達し債権の売買に特化しているので中小企業などの零細事業の資金繰りの用途に特化しているのが特徴です。3社間取引はもちろん2社間取引にも対応しているので、取引先に知られることなく運転資金を工面するニーズには最適のサービスとなっています。なかには個人や少額のファクタリングに対応している会社もあるほどです。